医師の質問に 医療の現場を支える架け橋として
小さい頃に入院した経験をきっかけに医療業界に興味を持ちました。人のために働きたいという思いと、コミュニケーションを活かせる仕事として、四国中検の営業総合職を選びました。
現在は、香川県内の医療機関に対して検査情報の提供や新規提案、検体回収をおこなっています。
担当している施設は40~50と多く、さらに内科・整形外科といった診療科の特色にあわせた情報提供が求められます。新しい検査項目や検査内容に変更があった際には、メーカーの資料を読み込み、先生の質問に答えられるように準備することが、信頼関係を築く第一歩になると感じています。
医師の声に寄り添った検査提案を
私の仕事は既存のお客様を定期的に訪問する「ルート営業」が基本。それぞれの先生の性格や診療の方針を理解し、どんな検査を求めているのかを事前に想定しておかなければなりません。先生が時間のありそうなときを見計らって話しかけたり、ときには世間話を交わしたりしながら情報を得ています。
入社して1~2年目のころ、新規の検査を提案するキャンペーンを実施しました。ある病院でほとんど実施していなかったアレルギー検査を提案したところ、採用してくれた先生がいました。よくよく話を聞くと、その検査を実施していなかったのは、先生が患者さんに説明しづらいことが理由だったんです。それからは先生の悩みに寄り添い、検査を採り入れやすいようにサポートするよう心がけています。先生から「精度のよい検査で支えてくれているから医療が成り立っている」と言われたときには、医療に貢献していることを実感することができました。
学び続け、頼りにされる存在へ
9年の経験を重ね、後輩にアドバイスができるように成長したことが、自信にもつながっています。次の目標は、体系的な知識を身につけて、もっと大きな視点で提案することです。臨床検査は「一度結果が出たら終わり」ではありません。検査で異常値を発見した際には、病気の特定につながる、次の検査が必要となります。まだ実施したことのない検査をどんどん経験して、提案できる幅を広げていきたいです。最近は、古い検査機器を使っている病院に検査のアウトソーシングをすすめることもあります。省力化や効率化といった病院の運営を支える視点を持つことも、これからの営業に求められる役割だと考えています。いつか、先生たちから「困ったときはSさんに相談すれば何とかなる」と頼られる存在になりたいです。