検査項目

臨床検査とは

臨床検査は、大きく分けると「検体検査」と「生理機能検査」の2つに分けられます。「検体検査」は患者から採取した血液や尿、便、細胞などを調べる検査で、「生理機能検査」は心電図や脳波など患者を直接調べる検査です。
このうち四国中検で行っているのは「検体検査」で、四国内の各医療機関から委託を受けて検査をしています。

(更新日)2023年8月
更新日以降の内容変更は、別にお持ちする「検査内容変更のお知らせ」等をご参照ください

分野別で見た検査の概要

血液学的検査赤血球や血色素から貧血の程度を、白血球の多さから炎症の程度などを把握します。
生化学的検査血液中の糖質、蛋白質、ビタミン、ホルモンなどを調べ、臓器の異常を把握します。
免疫血清学的検査免疫機能の状態を調べることで、身体に侵入した細菌やウイルスを特定します。
微生物学的検査採取した検体を培養し、病気を引き起こす細菌などの微生物を検出します。
輸血・臓器移植関連検査輸血のための血液型検査や交叉適合検査、臓器移植のための臓器適合検査があります。
尿・便等の検査成分を調べて腎臓や肝臓の異常を検出したり、消化器の異常をチェックします。
病理学的検査身体の臓器や、その組織の一部あるいは細胞を顕微鏡によって観察し、悪性細胞などを見つけます。
遺伝子検査遺伝子を調べてDNAの異常を検出します。